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省エネ・創エネ お役立ちコラム

2017年07月27日太陽光発電

これからの太陽光発電、売電するよりも自家消費するほうがお得?

【太陽光発電の売電価格は値下がり、電気料金は値上がりしている】

2017年度太陽光発電の売電価格は、10kW未満で28円/kWh、10kW以上は22.68円/kWh(税別で21円/kWh)で2012年7月より固定買取制度がスタートしてから年々価格は下がっている中、電気料金は年々値上がりしています。


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【今後の太陽光発電の有効的な考え方は?】

これまで太陽光発電は売電量をできるだけ多くするために、昼間の電気使用量をなるべく少なくして余剰電力をどれだけ出せるか?という考えでした。
しかしこれは売電価格が買う電気料金よりも高いことが絶対条件ですが、現在では売電価格と電気料金の差がどんどん縮まってきており、今後電気料金はまだ値上がりしていくことが予想されます。
こんな状況だからこそこれからは自家消費を優先に考えた太陽光発電が注目されてきます。

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【自家消費を優先するには?】

そこで必要なるのが蓄電池の併設です。
これにより昼間の余剰電力を売電せずに蓄電池へ貯めて夜間に利用することで、売電による収入はなくなりますが、今後値上がりしていく電気使用量を減らすことができお得になります。

【自家消費のメリットは?】

値上がりした電気使用量が減るとともに出費も減るので経済的になります。また電気使用量が少なくなると更にメリットがあります。それは再生可能エネルギー促進賦課金(以下、再エネ賦課金)の支払いが減ることです。これは再生可能エネルギーの買取りに要する費用として、全国一律の単価により、電気のご使用量に応じて、電気をお使いになる全ての方々が負担しているものです。
太陽光発電により自分の家で作った電気を自家消費することにより電気使用量が少なくなるため、電気使用量により掛かる再エネ賦課金の支払いが減ることになります。しかもこの「再エネ賦課金」も年々値上がりしており2017年度は2.64円/kWhになり、2012年度の0.22円/kWhより2.42円/kWhも値上がりしております。月に300kWh電気を使用する一般的な家庭では再エネ賦課金だけで月に792円も支払っていることになり、太陽光発電を設置していない方々にとっては負担にしかならないものです。しかも今後も値上がりしていくと言われています。

【自家消費のメリットは他にもあります】

自家消費にはこんなメリットもあります。それは電力会社へ売電するときに発生する損失がないということです。
損失の要因は送電による損失、電圧上昇抑制による損失です。電圧上昇抑制はパワーコンディショナの保護機能で、地域や周りの環境により影響されますが、個人ではどうしようもできないことです。
しかし自家消費では自分の家の中で使用することがメインですので、これらの損失がなく無駄なく太陽光発電により作られた電気が使えます。これは経済的に良いだけでなく環境にも良いことに繋がります。

【まだまだお得な太陽光発電!】

これから太陽光発電を設置することは売電価格が下がっている今でも導入費用の低価格化により十分メリットはあります。蓄電池はまだ少々高価ではありますが今後必ず普及してくるものだと思います。現在太陽光発電をご検討の方、自家消費についてもっと知りたい方、是非お気軽にお問い合わせください。
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