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省エネ・創エネ お役立ちコラム

2018年05月21日太陽光発電

停電時に太陽光発電システムは活用できる?

【停電時でも電気が取り出せる自立コンセント】

自立コンセント(非常用コンセントとも呼ぶ)は、住宅用太陽光発電システムを設置している住宅には必ず備わっています。
太陽光発電システムには必ずパワーコンディショナ(以下パワコン)が設置されています。
このパワコンが屋内用であれば本体側面、屋外用であれば任意の箇所に他のコンセントと同じように壁面に設置されていることが多いです。
通常は使うことのできないコンセントです。

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【停電発生!自立コンセントに電化製品を差しても・・・?】

 停電が発生した場合、自立コンセントを使う機会になりますが、そのまま自動的に切り替わって使用できるものではありません。
使用するためにはちょっとした操作が必要になります。
覚えれば簡単なのですが、たぶん使い方が分からず困る方がほとんどではないかと思います。
ですから私はお引き渡しの際に、使用方法の説明だけでなく付け加えて「きっと忘れてしまうと思いますので、取扱説明書だけはすぐに分かる場所へ保管をお願いします」とお伝えしています。

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【自立コンセントのデメリット】

 自立コンセントで取り出せる電気は最大1.5kWです。ただし必ず1.5kW使用できるわけではありません。
太陽光発電は天候、日射量、温度、時間帯などさまざまな条件により発電状態が変わるため、取り出せる電気は不安定なものになります。
特にモーター系の電化製品は条件が悪ければ動きません。
また太陽光なので昼間しか使用することができません。

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【勘違いされていたお客様】

昨年、築10年のお客様で「いよいよ太陽光発電をつけようと思いまして」とお問い合わせがあり、ご訪問させていただきました。
お話を聞いていると「うちは売って儲けるっていうことではなくて自分の家の電気代が減らせて、非常時に電気が使えるようにしておきたくて」とお話されていたので、『太陽光発電では非常時は昼間しか電気使えませんよ』とお伝えしたらビックリされていました。
太陽光発電だけで蓄電もできて夜も使えると考えていたのです。
このお客様のニーズは「電気代の削減と非常時に使えるように」でしたので、太陽光発電+蓄電システムのご提案をさせていただきご契約いただけました。

【太陽光発電の創った電気を最大限活かすには?】

もしもの災害時、太陽光発電の自立コンセントだけでも携帯電話の充電やラジオを聴くこと、またちょっとした電化製品を使用することは可能です。
何も無いよりは役に立ちます。
更に安心を得るためには蓄電システムがあればより一層安心感は高まります。
太陽光発電の自立コンセントでは必要な切り替え操作も、蓄電システムであれば停電後すぐに自動的に切り替えることも可能です。
(製品、機種によっては手動操作)

エネジンソーラー 蓄電池ページ

https://www.enegene-solar.jp/chikuden/

【さいごに】

来年2019年は、いよいよ太陽光発電による売電期間10年が終了する方が順次出てきます。
2019年問題と呼ばれる年になります。そんな中、蓄電池に対する情報が今後より多く出てくることは間違いありません。
最近では日本経済新聞にも大きく掲載されていました。
私たちもこのコラムをはじめ、さまざまな方法で情報発信をしていきながら、私たち自身も新たな情報や知識を取り入れていき皆さまに発信し続けていくことでお役立ちできればと考えております。

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