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省エネ・創エネ お役立ちコラム

2019年06月17日太陽光発電

2019年度 太陽光認定申請期日と2020年度のFIT制度は?

▼2019年度 太陽光認定申請期日と2020年度のFIT制度は?

【2019年度 太陽光認定申請期日について】
5月31日、資源エネルギー庁より2019年度FIT認定の申請期日が発表されました。


①太陽光(10kW未満)の申請期日:2020年1月10日(金)
②太陽光(10kW以上500kW未満)の申請期日:2019年12月20日(金)

今年度売電単価の太陽光10kW未満の24円/kWh、10kW以上の14円を確保するためには、上記の期日までに認定申請をしなければいけません。

また、認定申請をするためには、電力会社との接続契約の締結が必要になります。
接続契約とは、設置を計画している発電設備と電力会社の電力系統との接続に関する契約になります。
電力系統との接続が認められて、はじめて認定申請ができるということです。

このことから、認定申請の前に電力会社へ太陽光接続の申し込みを行う必要があります。
毎年、認定申請の期日が迫ってくると電力会社への申し込みが集中するため、電力会社へ申請する期日も設定されてきます。
(いつまでに申請してくれれば、認定申請の期日までに接続契約をだしますよ。というものです。)
昨年度は、電力会社への申請が2018年11月16日、認定申請が2019年1月11日の期限でしたので、今年度もおそらく同じようなスケジュールになってくるだろうと予想されます。

〈中部電力 2017年度太陽光50kW未満の申請件数推移〉

中電申請件数推移
※中部電力様 HPより

今年度の太陽光設置をご検討されている方は、遅くても今年の10月末頃までに計画を決定していくことが必要になります。
また、期日が迫った中での想定外のトラブルなど回避するためにも早めの計画をおすすめします。

【2020年度のFIT制度は?】

〈6/13 日本経済新聞〉

新聞記事20190613

2020年、FIT制度を終了し、新たな制度を導入するということが経済産業省で検討されています。
太陽光発電の急激な普及に伴い、再エネ賦課金による国民の負担が大きくなり過ぎてしまったことが原因です。

新聞記事では、50kW~100kW超の太陽光や風力発電の事業者は、自ら電力の販売先を見つける、または、電力卸市場で電力を販売することを検討しているとのことです。
販売価格は取引先との交渉や、市場の状況で変わることになります。

発電事業者は、売電基準価格に関する入札に参加し、そこで落札した事業者は、卸市場で電力価格が急落し基準価格を下回った場合には、国がその分を補填するなど、設備投資に対するリスク回避策が検討されているようです。

現在、今年11月以降の住宅用の太陽光発電の固定買取が終了される方に対しての買取単価が各電力会社から発表されていますが、その多くは7円~10円/kWhといったところで、新制度として検討されている基準価格についても、おそらく同レベルの単価が一般的なところだと予想されます。

50kW未満の事業用太陽光や、10kW未満の住宅用太陽光については、買取制度は残すことで検討されているようですが、今までのような全量売電はできなくなり、自家消費して余った電力だけ売電できるようになるとの内容です。
来年度以降は遊休地へ太陽光を設置しての発電事業はできなくなるかもしれません。
来年度の制度設計に今後注目です。

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